やっぱゴン・ゴールは何度見てもいいねぇ。
と言いつつホントに繰り返して見てしまった。
あーウレシイ!!
「YMOオリジナル・アルバムのリマスタリングCD発売記念」シリーズ第2段!
「PUBLIC PRESSURE」までの流れからいきなり「増殖」が出てかなり混乱してる中でやっと
「増殖」を楽しめるようになってきたのにまたも奈落の底に落とすかのごとく発売された「BGM」。
「BGM」がやっと気持ちいいと思えるようになってきたころにこの「TECHNODELIC」が発売された。
はじめて聴いた時にはなんかとても暗くて重い印象しかなかった。
これもまたしばらくすると何とも言えないくらい気持ちのよさを感じられて完全にハマってた。
いまだにYMO好きな人なら多分「BGM」と「TECHNODELIC」のどちらかが一番好きって言う人が
多いと思う(かなり個人的印象)。
この「TECHNODELIC」ではじめてサンプリングした音源を使ってリズムを作るという手法が
取られた。
工場の機械の音、おもちゃのドラム、声等をサンプリングしてループさせることによってリズム
を生み出してる。
今となってはまったく珍しくもなんともないけどね。
逆にその手法がそれ以降の音楽にあまり良い影響を与えなかったというのも事実としてあるん
ですけど。
「STAIRS」、「TAISO」での教授のピアノの音や「NEUE TANZ」、「LIGHT IN
DARKNESS」での
細野さんのベースが心地よく聴こえてきたらもう中毒症状出てるよ。
あ、「PURE JAM」のイントロのユキヒロさんのコーラスを繰り返して聴いちゃうようなら完全だね。
それは、
「とりあえずYMOが聴きたくなる病」
「"YMO"と書いてあるアルバム全部買っちゃう病」
です。
これで何故かYMOの話しになると異常に熱く語ってしまうようになるでしょう。
あーコワっ(どこがだ?)。
「 TECHNODELIC / YMO 」 (TOCT-24239) Alfa
「メジャー・リーグ3」って面白いね。
私的にはシリーズ中一番面白いと思うなぁ。
あ、忘れないうちに「マトリックス」見に行かなきゃ。
サッカーの方は、前半なんであんなに焦った攻撃してたのかな?
あれじゃ後半まで体力きついでしょ。
もう少しじっくり攻めても良かったんじゃないですかねぇ。
勝ったからいいけど(って言うか当然でしょう!)。
VANGELISさんと言えば映画「ブレード・ランナー」、「炎のランナー」のサウンド・トラック
で有名ですよね。
その彼の1977年の作品です。
昔、ラジオの特集番組(いろんな意味でのテクノ特集?だった)ではじめてVANGELISを聴いた。
その時紹介された曲がこのアルバムの1曲目の「Spiral」だった。
あの特集番組って今考えてもなかなか濃い特集だった。
YMOやKRAFTWERKはもちろん、難波"エマーソン"弘之さん、喜多郎さん等が紹介されてた。
この「Spiral」って曲なんかとても不安な感情が螺旋を描きながら襲いかかってくる感じ。
なんかイヤーな感じがする。
後半のドラマティックに盛り上がる感じがより不安な感じを強くする。
他の曲は、印象がまったく違うのでこの曲だけとてもインパクトがある。
「3+3」は、「Spiral」とは反対の印象があるな。
ホッとするというか希望に満ちあふれてる感じ。
光の方向に向かって進んでくような印象。
じっくり聴いてるといわゆるテクノとは違う気がする。
確かにシンセサイザーが多用されているけど違うでしょ。
こりゃプログレだ!
アナログ・シンセの音ってなんか味わい深くていいねぇ。
「 Spiral / VANGELIS 」 (ND70568) RCA
FOREのディスコグラフィーで曲のタイトルをクリックすると曲の一部が聴けるん
ですけど、途中の約20秒間から曲のはじめから20秒間に変更した。
バックがどんなスタイルの音楽を演奏しようとも彼の音楽は変わらない。
変わらないと言っても別に"古い"ってことじゃない。
すべてのスタイルを吸収し、消化して自分の音楽にしてしまうパワー。
新しいスタイルに挑戦し続けるパワー。
なかなか出来ることじゃない。
だって立ち止まっている方が楽なことが多いからね。
このアルバムを聴く度に
「本当にしたいことがあるのかい?」
「自分にウソをついてまで楽な方選んでないか?」
「探そうともしないなんて意味ないね。」
なんて説教されてるみたい。
ジャケットの彼の視線はどこか遠くを見つめてる。
その視線の先にあるものは彼にしか分からない。
視線の先に向かって常に進み続ける。
「 TUTU / MILES DAVIS」(7599-25490-2) WARNER BROS.
「YMOオリジナル・アルバムのリマスタリングCD発売記念」シリーズ第1段!
私が中学の時、先輩から借りて初めて聴いたのがこのアルバム。
このアルバムに出会わなければ今の私は無いと思える程強烈なインパクトがあった。
今考えてもかなりショッキングな出来事だった。
先輩からダビングしてもらったテープを毎日何度も聴いていた。
本当に何度も聴いた。
特に「TONG POO」にやられてた。
「TONG POO」のイントロを聴いただけで鳥肌が立った。
細野さんのベースに身体が震えた。
ユキヒロさんのドラムスに釘付けになった。
なによりも教授のシンセ・ソロにほとんどトランス状態だった。
渡辺香津美さんのギター・トラックがカットされ、その代わり教授のシンセがオーバー・ダビング
されてるなんてはじめ知らなくて「こういうライブなんだ!」と思ってた。
でもたとえその事実を知っていたとしてもこのアルバムのカッコ良さを否定することはできない。
ホントこのアルバム感謝しなきゃなぁ。
ここからいろんな音楽を知るキッカケになったアルバムだからね。
まさしく「私の原点」。
それにしてもいい音してるなぁ。
「 公的抑圧 PUBLIC PRESSURE / YMO 」 (TOCT-2435) Alfa
このアルバムが発売される数週間前、プログレ系サイトの掲示板で結構話題になってた。
「ピアノ・トリオであのEL&Pの「TARKUS」を演奏してるらしい。」
EL&P教(なんじゃそりゃ?)の私としては、そのCDがめっちゃほしくなった。
購入してまず「TARKUS」から聴いた。
鳥肌が立った。
EL&Pもトリオだけど国府弘子さんのピアノ・トリオが演奏する「TARKUS」は、あの怪物が
進化してスマートになり、スピードを上げた感じ。
うーん、かっちょいい!
基本的には、ピアノ・トリオで曲によってパーカッションやブラス、ギター、ボーカルが
加わるという形式になっている。
それにしてもこの「TARKUS」とビートルズの「DRIVE MY CAR」、「LUCY IN
THE SKY WITH DIAMONDS」、
Patrice Rushenの「REMIND ME」といったカヴァー&オリジナルとのギャップが結構すごい。
「 Diary / HIROKO KOKUBU 」 (VICJ-60210) Victor Entertainment
じ、実はですねぇ。
Toshi Kubotaさん結構好きなんですよ。
「夢 with You」練習したこともあった。(何のために?)
なんかあの歌い方というか独特の節まわしになんか惹かれるんだよな。
「あんなふうに歌えたら絶対カッコイイに違いない!」と思ってる。
ていうかカッコイイじゃないですか!
でもスンゲー難しいんだよな。
「GIVE YOU MY LOVE」、「雨音」、「Indigo Waltz」とかいいよねぇ。
あ、映画「メッセンジャー」の主題歌買わなきゃ。
それより新譜が聴きたいなぁ。
出るんだっけ?
まったくチェックしてないしなぁ。
「 THE BADDEST II / TOSHINOBU KUBOTA 」 (SRCL 2691) SONY
世界的に有名なイタリアのサンレモ音楽祭って上位入賞者を毎年チェックしてると結構楽しめる。
1996年のサンレモ音楽祭で上位に入賞したmarina reiさんのアルバムです。
彼女は、ヴォーカリストであり、パーカッション奏者。
パーカッションの演奏も歌もなかなかパワフルで気持ちいいです。
はじめ彼女がパーカッション奏者ってことでラテンの色が濃いのかなぁ?と思ったのですが実際
聴くと上質のポップス・アルバムだった。
ホント、イタリアのポップスってレベル高いよなぁ。
もっと日本でも紹介されてもいいんじゃない?
1曲目の「MO-MONOTONIA」は、パーカッションといいホーン・セクションといいとにかくめちゃ
めちゃカッコイイ!
2曲目の「AL DI LA' DI QUESTI ANNI」がサンレモ音楽祭で入賞した曲です。
12曲目の「...e il pradiso verra」は、どっかで聴いたことあるような曲だと思ったら
「IF YOU DON'T KNOW BY NOW」のイタリア語カヴァーだった。
このアルバム聴くとなんだか元気になれる。
マジで。
是非、一度聴いてほしいなぁ。
インコグニートが好きなら気に入ってもらえると思うよ。
「 marina rei / marina rei 」 (8 41522 2) VIRGIN MUSIC ITALY SRL